HMD5はバーナ焼入れしやすく、均一に高い硬さが得られ、被削性に優れた金型材料です。
また、靭性が高く溶接補修もしやすい特長を持っています。
(※HMD1は生産を終了しました。)
特長 | ?焼入れ溫度範囲が広い。 バーナによる加熱でも硬さむらがでにくく、安定したフレームハードが可能。 ?焼入冷卻は、空冷のままで良い。 焼入れ性が大きく、バーナで加熱後、そのまま空冷で十分に焼きが入ります。 ?焼入れ歪みが小さい。 自動車用金型では、フレームハード面無修正で使用可能です。 ?靱性に優れる。 靱性に優れ、使用中のチッピングや割れの恐れが少ない。 ?耐摩耗性が良好。 HMD5はSKS3と同等の耐摩耗性を有しております。 ?被削性が良好。 HMD5はSK120と同等の被削性を有しております。 ?肉盛補修が容易。 フレームハード後、肉盛りしても、割れる心配が少ない。 |
用途 | ?プランク型 ?トリム型 ?抜型 ?曲げ型 ?絞り型 ?その他の冷間成型用金型 |
フレームハードニング加熱溫度 | 940~1,100℃ |
焼入れ | 焼戻し | |
HMD5 | 850℃?900℃ 油冷 | 150℃?200℃ |
※カタログ、HPに記載の事項は予告なく、変更することがございます。