• 工具鋼の種類

    合金工具鋼

    JISでは切削工具鋼用、耐衝撃工具鋼用、熱間金型用、冷間金型用と、主用途で區分されています。
    例えば、炭素工具鋼に少量のMnやCrなどを添加し、焼入性を改善させたSKS93(日立金屬(株)対応鋼種:YCS3)、さらにCrやWなどを添加し、耐摩耗性も向上させたSKS3(日立金屬(株)対応鋼種:SGT)などがあります。 さらにMn、Ni、Cr、Mo、W、Vなどの合金元素を多量添加することで、熱間強度や靱性の向上など、さらなる特性を付與することができます(SKD、SKT鋼など)。

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    熱間金型用 合金工具鋼

    熱間強度と靭性の兼備が必要なため、炭素含有量を0.32~0.42%と低くし、MoとVを1%前後添加して熱間強度を高めた5Cr系のSKD61(日立金屬(株)対応鋼種:DAC)が基本です。SKT4(日立金屬(株)対応鋼種:DM)は、他の熱間工具鋼に比べ低合金であり、高い靭性を有していますが、熱間強度は熱間工具鋼の中では低い材料です。

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    高性能SKD61改良鋼

    化學成分?製造工程の改善により、SKD61の靭性?焼入性?熱間強度などを改善した5%Cr系熱間工具鋼です。
    日立金屬(株)製では、DAC3?DAC10?DAC-MAGICが対応します。

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    快削熱間工具鋼

    SKD61に対し、硫黃を添加して被加工性を改善した材料であり、代表例としては日立金屬(株)製FDACがあります。プリハードン(38~42HRC)であり、小ロット金型や、被削性が重視される金型?周辺部材に適用が広がっています。

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    冷間金型用 合金工具鋼

    JISではSKSが5鋼種、SKDが5鋼種からなります。その內、冷間金型用鋼の標準的な鋼種として、11~13%のCrを添加し、硬いCr系炭化物を多量に晶出させ、耐摩耗性を良くしたSKD11(日立金屬(株)対応鋼種:SLD)があります。またSKD11より焼入性?耐摩耗性などに劣りますが、安価なSKS3(日立金屬(株)対応鋼種:SGT)?SKS93(日立金屬(株)対応鋼種:YCS3)も広く使用されており、これら3鋼種のことを冷間3鋼種と呼びます。

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    高性能冷間ダイス鋼(高性能SKD11改良鋼)

    8%Cr系冷間工具鋼や快削冷間ダイス鋼は、板金プレスでのハイテン材などに対して耐摩耗性不足となったり、熱処理変寸が大きかったりする問題がありました。このような問題に対応し、被加工性に配慮しつつ、8%Cr系冷間工具鋼?快削冷間ダイス鋼に対して耐摩耗性?熱処理特性?表面処理性を改善した、新しい冷間ダイス鋼SLD-MAGIC(略稱S-MAGIC)が、日立金屬(株)により開発されています。

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    フレームハード鋼

    バーナー加熱により、表面部分のみ焼入れする作業をフレームハード(火炎焼入れ)と言いますが、この作業に対する硬さ変動が小さくなるよう開発された材料がフレームハード鋼であり、代表例として日立金屬(株)製HMD5があります。

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